Restaurant TOYO Tokyoソムリエの徳重雄大です。

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本日は、

◉2011 Barolo Fratelli Serio E Battista Borgogno
(バローロ フラテッリ セリオ エ バッティスタ ボルゴーニョ)

・生産地 – Italy〉Piemonte

・生産者 – Fratelli Serio E Battista Borgogno
 (フラテッリ セリオ エ バッティスタ ボルゴーニョ)

・ブドウ品種 – Nebbiolo

・原産地呼称 – Barolo D.O.C.G.

・ALC – 14%

・栽培 – バローロ地区の銘醸畑カンヌビをはじめ、
 ラ・モッラ、ノヴェッロの3つの畑から丁寧に手摘みで
 収穫されたネッビオーロを使用。

・醸造 – アルコール発酵は8~10日間、
 木製樽を使用して行われます。
 マセラシオン後にステンレスタンクで
 マロラクティック発酵を行う。

・熟成 – オーク材の大樽にて最低3年間熟成させ、
 さらに約6カ月間の瓶内熟成を経てリリースされる。

19世紀の終わりからブドウ栽培とワイン造りを行っているバローロの名門で、銘醸畑カンヌビを中心に約4haの畑を
所有しています。
バリック(220L前後の小樽)を一切使用しない、「Tini」と呼ばれる木樽での発酵にこだわっていて、オーク材の大樽を使って熟成させる、伝統的な醸造製法を守り続けているワイナリー。
創始者であるフランチェスコ氏は、30年もの間バロー口の村長を務めた人物で、地元への愛がとても深く、バローロでは初の幼稚園を設立するほど!

【コメント】
全体的に落ち着いた色合いの褐色がかった赤。
エッジはレンガ色をしていて、色合いのグラデーションを見て取れる。
香りは軽い印象で、木苺や赤スグリ、ザクロなどの赤系果実のイメージ。
花びらの端が萎れ始めた薔薇や牡丹の花を感じ、奥の方からほのかにタイムやローズマリーなどの力強いハーブが香りを底上げしている。
ライトなアタック、細身の甘味。
酸味はこちらもスリムだが持続性があり後半までずっと伸びていく印象。
ワインを飲み込んだ後に、じんわりと淡い苦味を感じそのまま滋味深い余韻になっていく。
全体的に落ち着いたトーンのワインで、芯の強さを内側に秘めた自立した大人の女性を想わせるようなワイン。
料理というよりは、意外とデザートと合いそうなワイン。
レアチーズケーキはどうだろうか?
料理でもないし、色合いも正反対…。
でも、なんだか期待が膨らむ!