Restaurant TOYO Tokyoソムリエの徳重雄大です。

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本日は、

2008 Ch.Lassegue St-Emilion

フランス〉ボルドー〉St-Emilion(サンテミリオン)地区
にあるシャトーです。
俗に言う、ボルドー右岸のワインです!

ブドウ品種の構成は、
Merlot(メルロー )55%、
Cabernet Franc(カベルネ・フラン)37%、
Cabernet Sauvignon(カベルネ・ソーヴィニョン)8%。

日照がとてもよい恵まれた立地で育ったブドウは、
しっかり熟してパワフルなワインになります。

ボトルのエチケットのデザインは、シャトーの畑に降り注ぐ「太陽」を表しているそうです。

また、ラセーグのボトルはガラスが厚く非常に重厚!
これは、外気の温度変化に対してワインの温度を緩やかに
変化させ、輸送にも耐えれるようにするため。
外からの光を通さない作りになっていて、ワインの色調の
変化もしにくいです。ですので、08ですがワインにはまだ紫色を見ることが出来ます。瓶底も深く掘れています。

そして、何と言ってもオーナーである
ジュリア・ジャクソンさんがキレイッッ

そんなラセーグはというと…、

【コメント】
紫や黒を含んだ濃いガーネットの中心からエッジにかけてはオレンジへと色合いにグラデーションを見る事ができる。
よく熟した赤と黒のベリー系フルーツが強い香りを放ち、
豊富な日照条件下で育ったブドウであると想像できる。
その他にはブラックペッパーや甘草といったスパイスに、
皮革などの熟成の中で育まれた香りが取れる。
強めのアタック、鋭い酸味、ほのかな甘味の後に
まだまだエネルギッシュなタンニンを感じる。
非常にポテンシャルが高く、長期熟成に耐え得るワインで
あり、飲み頃は少し先でも良さそうだ。
フランス、ボルドーシストロン産の仔羊と合わせたい。