Restaurant TOYO Tokyoソムリエの徳重雄大です。

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さて、今日は

「2018 Marsannay Sylvaine Pataille」

エチケットのかんじがカッコイイですねぇ〜

Sylvaine Pataille(シルヴァン・パタイユ)さんは、
ブルゴーニュ〉コート・ド・ニュイの北の端、Marsannay(マルサネ)村の評価を変えた偉大な生産者です。
ボーヌとボルドーの二つの醸造学校を卒業し、故郷ブルゴーニュで醸造コンサルタントとして働いていた過去を持ちます。1999年に祖父の畑を譲り受けてから、自社でワインの生産を始めました。
醸造は野生酵母のみで、原則全房発酵、過度な抽出を避け、長めのマセレーション(30日前後)を行います。

【コメント】
やや濃いめのラズベリーレッド。
熟しはじめたラズベリーやイチゴ、クランベリーなどの赤系果実、スワリングするとほのかに出汁のニュアンスを感じ取れる。エレガントの中に力強さを感じる香り。
落ち着きのあるアタックの後にわずかな甘味、酸味は穏やかで軽快だがしっかりとワインの骨格を造るタンニンがある。最後に感じるしなやかな余韻が秀逸なワインであることを物語る。
Marsannay(マルサネ)の中でも、飲みごたえのある力強いタイプで、個人的にはジビエに合わせてみたいワイン。