11月に突入し、日に日に寒さが厳しくなってきました。TOYO JAPANの鈴木です。

先日、日本のメディアの方と一緒に、パリへRESTAURANT TOYOの取材に同行して参りました。大分パリは寒いだろうと、ニットやコートを準備して出発したところ、パリは晴天が続き何と❣25℃前後の気温で全くコートは登場せず、着る事はないと思っていた、T-shirtの着回しで、ほぼ少ない洋服を着まわしており、MODEとはほど遠い身なりでの、パリ滞在でした。

今回はTVの取材。今年の3月から、中山シェフを追っかけていただいております。放映は来年のRESTAURANT TOYO東京のOPEN後になります。準備の様子や、東京やパリでの中山シェフの活動を取材していただいています。このパリ取材では、中山シェフが専属料理人としてお世話になっていた世界的に著名なデザイナーである髙田賢三氏にもご登場いただきました。賢三さんは、東京でもパリでも素敵なオーラを放っています。賢三さんのアトリエやご自宅に伺いシェフと対談。又、シェフに対する想いも語っていただきました。

賢三さんがパリに行かれた時に感じられた事や、賢三さんがパリでコレクションを最初に発表された時の事なども伺えました。皆さんもご周知だと思いますが、賢三さんはご自身のコレクションを発表される際に、自身のIdentityをアジア・日本をイメージとして、東洋と西洋の融合。その当時、日本ならではのきもののシルエットやゆとり、そして伝統文化(歌舞伎の衣装の色使い等)等を駆使し、賢三さんのフィルターを通し服として発表されました。その事が、パリのモード界に新しい旋風をもたらしました。お話を聞いていると時代は違いますし、服と料理とでは違う世界に想えますが、アーティストとしての視線は、同じ日本で育ち海外で生活しているというベースや、日本の伝統文化を継承していかれているというところが中山シェフと通じるものが垣間見られました。

 

撮影終了後、賢三さんのご自宅の最上階でのテラスにて。

 

素材を重視し、余分なものをそぎ落としてその食材の良さや旨みを最大限に活かし皆さまに食していただく、中山シェフのIdenntityもアジアや故郷日本にあるのだと感じられます。RESTAURANT TOYOの食事の何品かですが、ご覧ください。

 

これから3月末のRESTAURANT TOYO OPENに向け、本格的に始動していきます。皆さま今後とも中山シェフそしてTOYO JAPANへ暖かご支援とご鞭撻をお願い致します。

皆さんでお決まりの記念撮影@TOYO RESTAURANT PARIS。バックの絵画は賢三さんが中山シェフの為に描いたものです。さて、東京のお店には?
TOKYOに戻り、時差が抜けないTOYO JAPAN鈴木よりのご報告BOLGでした。