中山シェフ来日中のスケジュールは多忙すぎる日程でした。全国各地で開催されたさまざまなイベントに参加。前回のブログでもご紹介したメナード青山リゾートのイベントや東京でのチャリティーイベントそして故郷・熊本菊池市でのイベント等目まぐるしく日本を駆け巡る超多忙な日程。今回は、中山シェフがパリに戻る直前に京都で行われたイベントで、婦人画報主催「夢のレストラン」をブログにてご紹介させていただきます。
このイベントは、日本を誇る7名のシェフたちによる、伝統的であり、芸術的でもあり、繊細な技術と食材を生かしたDinnerのコラボレーションでした。 東京、SUGALABO(スガラボ)の須賀洋介シェフを筆頭に、須賀シェフが声をかけられたパリで活躍するRestaurant PAGESの手島竜司シェフ、パリ、CLOWN BARの渥美創太シェフ、又Restaurant TOYOからは中山豊光シェフ、東京、EXQUISSE から成田一世シェフパティシエ、地元京都から、祇園にしかわより西川正芳店主、同じく京都から和菓子、末富から山口祥二末富4代目の7名のシェフによる食のコラボレーションが繰り広げられました。 事前撮影の為会場に入ると厨房、そして会場ともに着々と準備が進んでいました。 まずお客様に食べていただく料理を各シェフに一品ずつ作っていただき、撮影開始。 どのシェフも本番さながらの緊張感で器に料理を盛り付けていただきました。そしてメディアからの取材も行われました。
撮影後、本番前にシェフたちを囲みサービススタッフとの記念撮影が行われました。
いよいよゲストのお迎えです。アペリティフの後、皆さま笑顔でお席にお座りになりました。
厨房では、シェフたちがそれぞれの料理を作り始めています。今回のコラボは、アミューズが4名のシェフによるコラボです。冷菜からデザート・お茶菓子まで、それぞれのシェフが一品ずつ担当します。そしてディナーがスタート。婦人画報の編集長 富川匡子編集長からのご挨拶と、今回の会場をご提供して下さったANAクラウンプラザホテル京都 取締役社長の中山永次郎様からのご挨拶そして乾杯。富川編集長のお着物姿は凛としていてとても素敵でした。
このDinnerで、中山シェフは冷菜を担当しました。テーマは「夏野菜」。準備が始まりました。何種類もの新鮮で旬な食材を皆さまに食べていただきたいという想いの一品。
このDinnerは、7名のシェフのコレボレーションという事もあり、それぞれのシェフがメニューの調和を考えています。アミューズ・冷菜・温菜・魚料理・肉料理・お食事・デザート・お茶菓子のコース。一皿一皿の料理の説明を担当されたシェフがステージに上がってお客様にご説明します。そして、シェフ自身や他のシェフもお客様のテーブルを回られる場面もありました。
そしてバックヤードの様子。 厨房・厨房準備室と2つの部屋が用意されていました。 お食事が進むにつれて、手が空いたシェフは、他のシェフの料理を盛り付ける手伝いをされて、緊張感の中にもお互いの信頼や協力的なシェフ同志の連携が垣間見られました。 そして本当にシェフ同志仲が良いのです。
それは、やはり美味しい料理を暖かい内にお客様に召し上がっていただきたいという想いと、そして大勢のお客様が同じタイミングで召し上がっていただきたいという想いからなのだと思います。厨房の雰囲気はきびきびとした空気が流れ、どのシェフも真剣な眼差し。そこに立ち会っていると、その場の臨場感によって鳥肌が立つ感覚・感動さえする光景でした。
お客さまの笑顔を袖で見つめるシェフたち。 又、婦人画報の編集長からシェフたちとのトークショーが行われ、お客様もご満悦の表情でした。
そして終演。シェフがお客様を入口でお送りし、握手会・撮影大会の様。本当に心温まる「夢のレストラン」でした。
その後、会場でプチお疲れ様会で乾杯。シェフたちの笑顔とスタッフの皆さんの笑顔。 富川編集長とのご挨拶風景も。
打ち上げ風景。
婦人画報イベント課マネージャーのセシルさんと。
シェフの皆さま、そしてサービスの皆さま、婦人画報編集長、スタッフの皆さま、大変お疲れ様でございました。きっとお客様たちは、沢山の“夢”をお持ち帰りいただいとのだと思います。
追伸:そしてその後シェフたちが打ち上げをする場所にもお邪魔致しました。わきあいあいでそして強い信頼関係を築かれているシェフの皆さま、本当に本当にお疲れ様でした。そしてこれからも私たちを「夢のレストラン」へ誘って下さい。
メニューとシェフたちの素晴らしい料理の数々です。一品一品撮影が出来ずこの様な写真ですみません。婦人画報本誌で後日紹介される事と思います。
鈴木三月