僕の故郷の熊本・菊池から大分へ。
パリでとてもお世話になっているデザイナー髙田賢三氏とお会いする為に今回大分・湯布院に向かった。

湯布院では生憎の雨。僕が雨男だからなのかなぁ~と…。でも日本で賢三氏にお会いし、こうやって旅行をするのは初めて。とても楽しみにしていた。

湯布院の亀の井別荘が宿泊場所。
そして久々にご主人と再会が楽しみだ。
http://www.kamenoi-bessou.jp/

夕食の献立は、その日に到着した旬の食材を存分に取り入れていて。席についてからのお楽しみ。ゆっくり温泉に入ってのんびりする。ほっと息抜きも必要なのかな?と感じた。

賢三さんは、パリの友人と日本のスタッフ(Team TOYOのメンバーでもある三月さん)と一緒にいらっしゃいました。賢三さんは、パリにいても九州にいてもオーラがある方。どこにいらしても存在感があります。クリエーションには厳しいが、繊細で心温かい方。この数日間一緒に過ごせる事は心から嬉しい。

湯布院二日目生憎の雨(>_<)。雨の湯布院もなかなか風情があって良い(と…自身雨男は言う(笑))。雨の中、少し離れた日田市を観光して、旅館に帰る前に、日田市にある高塚愛宕地蔵尊へ。
http://takatukasan.com/

神仏神仏混淆の形式をそのまま残している珍しい地蔵尊として知られていて、諸事祈願成就に大変ご利益があるとして年中たくさんの参拝の人々が訪れているとの事。

皆で記念撮影をしました。そして次の日、湯布院から唐津へ移動。その前に亀の井別荘のご主人である中谷太郎さんたちと記念撮影。

いよいよ唐津に到着。フランスで先輩である相田康次シェフと合流。パリで日本料理店 http://www.aidaparis.com/ のシェフが唐津をアレンジして下さいました。

最初にお目にかかったのが、唐津で大きく事業展開をされている㈱ニューリードの杉山氏ご夫妻。そしてその後、幅約500m、長さ約4kmにわたる広大なクロマツを中心とする松原を見ながらホテルへ。唐津の松原は「三保の松原」、「天橋立」と並ぶ日本三大松原だそう。

そして、その後隆太窯・中里隆氏の窯元へ。
http://ryutagama.com/index.html

自然の中で器を創作する。一つ一つの作品を拝見し、このお皿にはどんな料理が合うのか?どんな盛り付けをしたら良いのか?を考えながら器を選ぶ。至福の時。器はとても大切だ。

夜は、とてもに楽しみにしていた“ぎんすし”へ。
http://karatsu-ginsushi.com/
ぎんすしの器は全て先ほど伺った、中里隆氏の作品。一つ一つのお料理がより美しく盛られ、全ての五感で僕たちを迎え入れていただいた夕食でした。本当に落ち着きながら、ゆったり食事が出来るすてきな空間で、楽しいひと時と美味しいお鮨をいただきました。オーナーのぎんちゃんこと阿部展久大将ありがとうございました。

次の日のランチは、川島豆腐店へ。
http://www.zarudoufu.co.jp/eat/
ざる豆腐や、おから、厚揚げ、胡麻豆腐そして刺身もう全てが作りたてで新鮮で美味しく。ざる豆腐は岩塩やオリーブオイルでいただき、おかわり自由。食べ過ぎてしまいました。デザートのお豆腐の黒蜜のデザートも美味。

その後、昨日とは又違う窯元・中里嘉考氏の工房へ。わくわくしながら器を拝見すると、色々な創造力がMAXにパワーアップされる。作り手の方との話の中でも、その想いと自分の料理人としての想いが重なってくる。

賢三氏も、興味深くご覧になっていた。そしてたくさん購入されていました(^_-)-☆。

その後、今日宿泊の洋々閣にチェックイン。
http://www.yoyokaku.com/index.htm
そして、夜は今日もお鮨。鮨三昧です。唐津という場所はやはり玄界灘。魚の宝庫ですね@やすけ
https://www.facebook.com/pages/%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%91%E5%AF%BF%E5%8F%B8/264398933572878
杉山社長ご夫妻とご一緒に美味しいお魚とお酒を堪能❣ 玄界灘海の幸。新鮮で旨味がありました。ご馳走様でした。

九州最終日。洋々閣の朝ごはん。夜も美味しくいただき、そして朝からも純和風の朝ごはん。日本人で良かったと思う瞬間ですね。そしてオーナーの大河内氏との記念撮影❣

初めて訪問した窯元やそしてお店(レストラン)。湯布院と唐津での自然と触れ合い。自然の氣を十分に吸い込みそして、美しい風景を堪能し、僕の五感も満タンになり東京へ。
賢三さん、想いでの残る楽しい旅をありがとうございました。そして旅先でお目にかかりました皆さんのご縁を大切に、これからもパリそして東京で食の美を追求していきたいと思います。

中山豊光